ジャン・ポール・サルトルの「嘔吐」で病跡学を考える7

分析例

1 アニーと私の人生について語る場面。  
2 この小論では、「嘔吐」の執筆脳を「自己への関心と執筆」と考えているため、意味3の思考の流れ、関心に注目する。   
3 意味1①視覚②聴覚③味覚④嗅覚⑤触覚 、意味2 ①喜②怒③哀④楽、意味3関心①あり②なし、意味4振舞い ①直示②隠喩③記事なし
4 人工知能 ①関心、②執筆   
 
テキスト共生の公式   
 
ステップ1 意味1、2、3、4を合わせて解析の組「吐き気と実存」を作る。
ステップ2 私の人生を語るため心の声を漏らすため、「自己への関心と執筆」という組を作り、解析の組と合わせる。  

A ②聴覚+③哀+①あり+②隠喩という解析の組を、①追求+②救済という組と合わせる。
B ①視覚+③哀+①あり+②隠喩という解析の組を、①追求+②救済という組と合わせる。
C ①視覚+③哀+①あり+①直示という解析の組を、①追求+②救済という組と合わせる。 
D ②聴覚+③哀+①あり+②隠喩という解析の組を、①追求+②救済という組と合わせる。
E ②聴覚+④楽+①あり+②隠喩という解析の組を、①追求+②救済という組と合わせる。

結果 表2については、テキスト共生の公式が適用される。

花村嘉英(2022)「ジャン・ポール・サルトルの『嘔吐』で病跡学を考える」より

シナジーのメタファー3

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