シナジーのメタファーの作り方13

 作者は、人間関係など熟知していることを前頭葉(思考、計画、判断)、側頭葉(聴覚)、頭頂葉(触覚)、後頭葉(視覚)などの連合野で調節しながら、家族人としてこの作品を執筆している。Goldberg (2007)によると、慣例化とか熟知性については、左前頭葉の活動が活発であり、未経験の課題、つまり新奇性は、脳の右半球と関係があるため、右前頭葉が活動する。マクロのバランスを整えるために2x2のルールがある。シナジーのメタファーの鍵となるLのイメージが組の集合体からなるため、ここでは二分率による問題解決を試みる。
 「わが母の記」の執筆脳は、家族崩壊のリスクを回避するという優先事項に基づいた適応型の意思決定である。作者は男性であるため状況依存型を好み、左前頭前野と共に言語情報を処理する作者の左半球が前後に活動している。作成したデータベースから作品の記憶を種別で見ると、長期記憶が多く、意思決定は優先事項に基づいた適応型であるため、作業記憶との関連も見られる。

花村嘉英(2018)「シナジーのメタファーの作り方について」より

シナジーのメタファー1

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